民商という所は、いろんな相談が舞い込んでくる。
とは言え、法律の専門家ではないので、詳細まで説明はできないが、表題に書いた「更地にしたら税金が増えた」こんな事例も、相談の一つだ。
単純に考えれば、こんなバカな事は生じないと思うだろう。
だってそうだろう。固定資産税は、建物と土地に税金つけるのだから、建物が無くなればその分税金は安くなる。
こう、考えるのは至極一般的な解釈だろう。
しかし、しかしである。「小規模住宅の特例」を受けていると、逆な現象が生じてしまう。
特例で安くなっていた分、税金が上がる仕組みなのだ。
これには「ぶったまげる」。
親が住んでいた土地家屋を相続で受け継ぐ。当分住むこともないから、更地にするか。
そんな話は、よくある事だ。翌年、税金がど~んと増える場合があるから、ご注意願いたい。
それにしても、民商は「役に立つね」