町田民商 動画解説【労働保険料】
労働保険料は?
さて、今回は労働保険料のお話です。
少し、やっかいな説明になりますので、ざっくりとしたお話にします。
労働保険は労災保険と雇用保険を合わせて労働保険といいます。労災保険の保険料には一般保険料と特別加入の保険料があります。
今回は、一般保険料について説明をします。
一般保険料は事業主が労働者に支払う賃金額を基礎として計算します。その料率は職種によっても違いますし、一般事務の方と建設業では計算式も違います。
あくまでも一つの例ですが、事務職の方が年収400万円だとします。保険料率は1000分の3ですから、それを掛けて年間12,000円の保険料になります。
ちなみに労災保険は、全額事業主の負担です。
次に雇用保険です。
雇用保険は事業主と労働者がそれぞれ負担することになっています。
一般の事業の方は事業者が8.5/1000、労働者が 5/1000 の保険料率に年間賃金を掛けて計算します。
この数字も、2015年4月現在です。
これを保険料に換算すると、事務職の方が年収400万円で会社の負担は8.5/1000を掛けて年間34,000円になります。
ご理解いただけましたでしょうか。
なかなか、言葉で説明すると分かりずらいのが保険料の計算です。
あくまでも参考としてお耳にとどめて下さい。そして、まず労働保険事務組合の町田民商に連絡することです。
ご連絡お待ちしています。